![](https://coconfouato-maison.com/wp/wp-content/themes/marumi-blog/down/ninini.jpg)
階段とホールを吹抜けにして素敵に魅せるのが好きです。
上下階のつながりが開放感とリズム感を生みだすから。
白に汚し塗装をかけたアイアンのてすりは
ナチュラルスタイルに似合うように
華美すぎず、無骨すぎず、デザインして
オーダーして工房で製作しています。
さて
打合せの中で私はほとんど、
できません、無理ですって即答しない。
予算的にも、施工的にもキビシーなって思うことは
いっぱいあるんだけど
すぐにできません、ってはいいません。
注文住宅を建てるとき
お施主様にはきっと
たくさん夢があって、やりたいことがあって、
描いているおうちのイメージがある。
それを考えたら
ひとことふたこと聞いただけで、
「あ、それ、無理です。」って却下できない。
とりあえず、宿題として一回持ち帰って
予算の配分を考え、施工のやり方を考え、
近いものが実現できないかを考える。
手間も時間もかかるけど
施主さんが納得いかないまま強引に進めれば
どこかで必ずひずみがおきるから
納得のいくデザインを
考える、考える、考える。
![](https://coconfouato-maison.com/wp/wp-content/themes/marumi-blog/down/nininini.jpg)
しかーし
どう考えてもお客様が納得できる案がでないときだってある。
このアイアン手摺もそのひとつ。
お施主様はモデルハウスとおんなじ階段手摺、
もうこれしかないっ!ってイメージが固まってた。
いろいろ他の提案しても、なかなか笑顔がでない。
予算はオーバーする。
さて、どうする?
そしたらもう
交渉に次ぐ交渉、
すり合わせるしかないんですねー。
どこかの他の予算を削る、業者と交渉する、お客様に予算upをお願いする。
そんなやりとりをしていると
時間がかかって工期が押します。
そして、現場で怒られるー(泣)
押しが弱いんじゃないの?って言われます。
もっとぐいぐい進めなよ、って言われます。
でもやっぱり
お客さまのおうちの夢を大切にしたいので
現場泣かせでありますが
このスタンスは続けちゃうと思います。
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