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2017.09.25 Monday

「その先」を感じさせる間取り。


今日はめずらしく設計について。
私が設計するのはほとんど
25〜40坪程の木造専用住宅です。
あたりまえですが
図面の使いまわしは一切しません。
同じ間取りはひとつもありません。
1棟1棟すべていちから作成したオリジナルです。


プランニングでいつも心がけていることは
「その先になにがあるのかな」って
思わせる間取りにしたいということ。
トイレにドアがないとか
お風呂が家の中心にとか
そういう
前衛的で摩訶不思議な間取りではなくって
ふつうの暮らしの中の自然な動線を第一にして
“ドアの向こうはどうなってるんだろう”
って思わせたい。
そして
その先に絵になる風景をつくりたい。

よくある
1階はLDKと和室
2階には寝室と子供部屋2つ。
こういう建売住宅の4LDKという間取りは
家の中に足を踏み入れた瞬間に
ドアの向こうになにがあるか
もうぜーんぶわかってしまう。
その先にある風景が
ドアを開けなくても見えてしまう。
あーおもしろくないなぁって思う。

使いやすさが第一で
住み人が毎日の暮らしのなかで
わくわくして楽しくなる
自分のおうちだけの間取り。
まだ見ぬ暮らしの風景を想像しながら
いつも私自身がわくわくしながら
プランニングをしています。
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