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2009.12.27 Sunday

要、鈍感力。

建築業やってりゃ避けてとおれないこと。
それは

ご近隣からのクレーム


建築中の現場の音は
常日頃聞きなれていてもやっぱり
騒音だと思う。

釘打ち機のすぱーんすぱーんという乾いた音
コンプレッサーのぶるぶると振動する低音
電動ノコギリのきゅいいーーんという高温
騒音のオーケストラは
決して耳障りのいいものではないはず。



そんなわけで

ご近所からの苦情が入ったバアイは
お金をよこせ、とか工事をヤメロとか
不当な要求がないかぎり
丁寧に謝罪します。


自宅の居間までとおされて
正座のまま延々と何時間も説教されたこともあります。

もういいじゃないか、というお父さんと
いや、気がすまない、というお母さんが
夫婦喧嘩をはじめてなぜか仲裁役になったこともあります。

退院したばかりで体調がよくないから静かにしてとか
娘が出産で里帰り中だから静かにしてとか
工事のせいでテレビがこわれた!とか
親戚に弁護士がいるからなんかあったら相談させてもらう!とか
路上駐車は即刻警察へ通報とか
はたまた
私のヒールの音が耳障りだから履くのやめろ、とか

そりゃもう
いろんなことがあります。


それでも
おしごとだもん、とすっぱりと割り切って
あんまり気にしない。
いい意味でのずうずうしさとか無神経さとか鈍感力って
仕事する上ではすごーく必要だと思うから。


自然素材の南欧風プロヴァンスハウス・ナチュラルリフォームはマルミハウジング

妻飾り、表札、看板、面格子はオリジナルロートアイアンのココット

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