階段は家のへそです。
プランニングする時、階段の位置をどこにするかで
家の使い勝手がまったく違ってきます。
いかに無駄な面積を減らすかに重点を置く場合
階段はまるで邪魔者のように、
家の端っこのくらーい位置にさみしくあったりします。
すると
なんだか洗濯物を干しに上階に行くのもおっくうになるし
年頃の子供なんか、上がったまんま降りてこなくなったり。
家のおへそであると同時に、家族の絆のおへそでもあると
思ったりするわけです。
モデルハウスの階段は
まるでメインステージかのごとく
家のどまんなかをはしっています。
通常階段の幅は有効80センチ程ですが
ここは有効1メートル以上とっています。
“だってモデルハウスだもん、すんごい広いおうちなんでしょ〜”
と、お思いのお方。
ここは約33坪。
一般のおうちとあまり変わらない広さです。
階段にそんな広さ、もったいない!!
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも
ゆとりを持って暮らしたいと思われるのであれば
すべてをぎゅーぎゅーに無駄なく詰め込んだ
寸分の隙のない家より
たとえそんなに大きくないおうちだって
遊びココロやどこかにゆとりをもったほうが
きっとくつろげる空間となるでしょう。
おうちにも、人間にも、どこか、
抜けというか、アソビというか、
無駄と思われる部分って必要だと
いつも思うのであります☆
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