Loading...

2013.03.30 Saturday

さくらの頃。



次女うらんが学校で描いたさくらの絵が
埼玉郷土を描く児童美術展に出品された。
はらはら舞うさくらの花びらと
1輪の桜の花をかざす自分の手。
大胆で、とってもいい構図だった。



娘がまだ生まれたばかりで
ほんのりおっぱいの匂いがする頃に見た初めてのさくら。
私の腕の中で首をそらすようにして
いちまい、いちまい、桜の花びらを目で追っていた。

その次の年からは
小さな靴をはいて、小さな手をいっぱいに広げて
ひらひら舞う桜の花びらをつかまえようと走ってた。
桜が満開の時はしらんぷりなのに
桜吹雪の頃になると
お花の公園に行こうよ、とせがんで
うれしそうに空を見上げて花びらを追って走ってた。

ほとんどの子供達の絵が
校庭に咲く幹いっぱいの満開の桜の木の風景を描いていた。
だけど娘の絵には
1輪のさくらを青空にかざす自分の手と
はらはら舞うピンクの花びらだけが描かれていた。


毎年
彼女の目に映り行くさくらの風景は
こんなふうだったんだ、と初めて知った。

自然素材の南欧風プロヴァンスハウス・ナチュラルリフォームはマルミハウジング

| main |

ブログを読んでいただきありがとうございました。
お帰りの際にポチっと応援クリックをお願いします。

私的できごと | permalink | comments(2)

この記事に対するコメント

  • うらんちゃんの作品、とっても素敵な絵ですね♪

    周りと同じようにとか、同じじゃないとダメとか、同じように同じように。。と
    聞くことが多々ありました。今の世の中って同じなことが当たり前のように偉いと言うか、それが普通といわれているように感じますが、ちょっと違うのではないのかなと思うことがあります。そういう私も、よく変わり者だと言われますが。。。

    うらんちゃんの発想力豊かな所は、moriさんの愛情や、育て方からきているのですね。

    tiare | 2013/04/01 1:29 AM
  • >tiareさま

    周りと同じようにしなくちゃと合わせすぎて
    おんなじ顔の、没個性になるよりは
    “変わった人”“浮いてる人”の方が
    おもしろいんじゃないかと思うのです。
    多少、生き難い部分はあるでしょうが
    娘には個性を失ってほしくないなーなんて(笑)

    子供のみずみずしい発想力って
    時々どきっとさせられて
    物つくりの原点だなって思います。

    morimori | 2013/04/02 9:40 AM
コメントする

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)