現場に不慣れな頃は
大工さんがすごくこわかった。
聞かれたことの半分もわかんないし
尺で話されたらもうちんぷんかんぷんだった。
でもいけないのは
わからないのにわかったふりをすることで
わからないときはわからないから
教えてほしい、と素直に聞けば
たいていの大工さんは丁寧に教えてくれます。
(忙しいときはだめだけど)
そのへんに転がってるボードや板の切れ端に
えんぴつで納まり図を書いてくれたりします。
それをこっそりカバンに忍ばせて持ち帰り
事務所に戻ってもう一度考えたりします。
大事な建築知識の教科書のいちページになるから。
本日の画像は
砥石でノミを研ぐ大工さんの背中。
節だった無骨な手、
刃先を見つめる真剣なまなざし、
職人の背中、
かっこいいです。
現場の空気が凍える今日も
大工さんは
冷たい水で刃先を磨いでいます。
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