マルミハウジングの建築物件ギャラリー。
同じ家は、ひとつもありません。
ナチュラルフレンチ、
和レトロ、
ハワイアン、
カントリー、
プロヴァンス、
シンプル、
米軍ハウス、
北欧スタイル。
自然素材をふんだんに使った
ナチュラルスタイルがベースですが
外観も内装もすべて個性的で、
違ったデザインのおうちたちです。
デザイナーの私が
自分の趣味主観だけでデザインすることは
モデルハウス以外ひとつもありません。
すべてのおうちは
私というデザイナーのフィルターの目を通して
“施主様の目”で造られた家です。
担当した家を自分の作品と思ったことは
モデルハウス以外一度もありません。
センスがぴったりくるからおまかせしたい、と言われ
デザインを主導することはありますが
それも施主様の好みを十分把握してからのはなし。
もしも私が自分の趣味志向だけで家を造ったら
ぜーんぶ同じになってしまうはず。
マルミの家が一件一件、見事に違った個性を持っているのは
“施主様の個性”を実現した家だから。
デザイナーの私の役目は
施主様の夢を実現のために
ひとことも聞き逃さずじっくりとヒアリングし、
日々デザインを研究し、日夜考え、妄想し、徹夜で絵を描き、ご提案する。
デザインをすべて施主まかせにするやり方もある。
でもそれは“責任”を持ちたくない
無責任なやり方だと私は思っている。
たとえ失敗しても、クレームがついても、
“お客様の言われたとおりに造りました。”
で逃げられますからね、
こんなラクなことはありません。
家をつくることは、想像だけの世界ではできない。
テクニカルなことではなく
感覚的なことならなおさらだ。
はたして思い描いている家ができるのか
それを判断するには
場数を踏んでこそ得られる経験が必要。
私は20年ちかくこの仕事をしてるけど
まだまだ毎日迷ったり、悩んだりする。
力不足を痛感したりする。
建築が初めてなら判断は不可能に近い。
その人に
家族に
家に
土地に
希望に
コンセプトに
すべてにおいてぴったりくるものを
想像して、デザインして、提案して、実現する。
私はその作業が楽しくてしかたがない。
ああ
次はどんな個性を実現したい施主様に出会えるのかな
今から愉しみでなりません。
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