次女3歳、幼稚園に通い始め。
通園バスに乗るのを嫌がって毎朝大泣き大騒ぎ。
なだめても、すかしても、おどしても、何してもダメ。
私の足にしがみついて、断固の登園拒否。
それでも幼稚園の先生は慣れたもの
娘をひょいと小脇にかかえていってきまーすとバスへ。
まるでひとさらい(笑)
風薫る5月の朝、住宅街にこだまする次女の泣き声。
かわいそう、というよりも
あまりに必死に抵抗する次女の姿に
ついつい笑ってしまったヒドい母は私。
これだけ立派に自己主張できれば
この子は大丈夫、って自信があったからの笑い。
いまだに思い出すと
クスっと笑ってしまう、かわいい想い出。
長女5歳くらい。
補助なしの自転車に乗りたくて
夏の夕暮れの公園で薄暗くなるまで練習。
「絶対離さないでね!」って言うから
自転車の後ろを支えてひたすら併走する母は私。
汗ばみながらペダルを踏む真剣な長女の顔。
もうママは疲れちゃったよーって、帰ろうよーって
つい私が手を離した瞬間
よろよろと自転車はそのまま走りだした。
ブレーキを知らないから一直線に茂みにつっこんだけど
できた!乗れたよ!ひとりで乗れた!って
コケたまんまはしゃぐ長女の満面の笑顔。
いまだに思い出すと
ちょっと涙ぐむ、感動の想い出。
幼いころの子供達が私にくれた想い出は
大切なたからもの。
ずっとずっと忘れない
大事なたからもの。
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