現場にて
次の案件の和室の納まりがわからないと
ぶつぶつひとりごと言ってたら
大工さんが見本を造って渡してくれた。
なんか、ありがたくて、泣きそうになる。
地下階のRCの工事が終わって
年明けにいよいよ木造部分が着工するK様邸は
和室ばかりの本格和風住宅。
昨今和室と呼ばれているほとんどが
大壁にタタミを敷いただけ。
真壁の続き間、床の間のある本格和室は正直初めて。
今は図面とにらめっこして
頭を悩ませながらも楽しみな案件です。
無事に完成したら
少しは成長した自分に会えるでしょうかー。
和の建築は奥が深くて
自分の無知さ加減に心底ムカついて
ばかやろーとイヤになる反面
まだまだ知らないことがたくさんあって
知りたいことが山ほどあるということに
うれしくなったりするという
複雑な心境です。
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