知り合いやお客様から
「私もインテリアコーディネーターになりたいんですけどー」
って言われることがありますが
なぜか
「私も建築設計をやりたいんですけどー」
とは言われたことがありません。
どちらもとっても重要で
どちらもとっても大切で
にわとりが先かたまごが先か、
設計とインテリアは切っても切れないカンケイです。
さて
20代の頃の私。
結婚願望は皆無で子供が大嫌い。
手に職つけて、仕事をして、ずっとひとりで生きたい、
なーんて
キャリアウーマン(死語)に猛烈に憧れてました。
でも現実は地味で厳しい修行の時代。
想いに描く自分と現実の自分の姿のギャップに
いつもいらいら、かりかり。
そんな私に年上の友人が言いました。
「あんたは早く家庭とか子供もったほうがいい。
そうでないととんでもなくキツい嫌な女になる。」
なにそれーと、かなりむっとしましたが
あれやこれやで30代、
私は2児の母になりました。
子育てはまさに修行の時代。
言うことを聞かない子供を相手にガマンと忍耐を憶え、
同時に無償の愛情をいっぱいくれる子供のかわいさを知り、
ママともとの間で人間関係を学び、
子供を通じて、いろんなことを考えるようになりました。
そして先日迎えた6月、誕生日。
ようやく子育ても仕事も安定した今、
ふと、あのとき友人に言われた言葉を思い出します。
“あんたは早く家庭とか子供もったほうがいい。
そうでないととんでもなくキツい嫌な女になる”
もし子育ての学びがなければ
もし仕事だけのきままな独身だったら
きっと私は自分勝手に気分のまま、女王様のようににふるまう、
心がからからに乾いた冷血な人間になっていたことでしょう。
子育てと仕事の両立は
精神的にも肉体的にも大変ではありますが
どちらもとっても重要で
どちらもとっても大切で
にわとりが先かたまごが先か、
切っても切れない私のライフワークなんだと思います。
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