【ビフォー】
明治時代に建てられた古民家の外観
まるで時が止まったかのようでした
【アフター】
形状は変えずに屋根を掛け替え、
外壁を貼り直し、左官仕上げのお化粧をして
美しく生まれ変わった外観
【ビフォー】
縁側は朽ちてしまい、
木製サッシももちろん使えませんでした
【アフター】
新たに縁側を造りました
黒のアルミサッシを入れて居住性をあげます
立派な丸太梁はなんと1本もの!
素晴らしさが際立ちました
【ビフォー】
外部は朽ちる寸前といってもいいかもしれない
【アフター】
玄関ドアは他の古民家から購入した
アンティークのドアを採用しました
重量感があって高級感のあるおもむき
【ビフォー】
腐ってしまった床から土台や基礎は撤去
間仕切り壁も天井も撤去
柱だけのスケルトン状態にしました
【アフター】
無垢の栗の床板を貼り
壁は藍色っぽいブルーを塗料に加え
左官で仕上げました
見事な梁や極太の柱はもちろん生かします
【ビフォー】
天井から光が漏れているということは
雨漏りしてましたwww
ちょっとコワイほど古い…さすが明治時代の建物
【アフター】
屋根を掛け替えて雨漏り解消
構造体がしっかりしていたので
そのまま生かして意匠にしました
【ビフォー】
建物奥は昔風呂場や厨房だったと思われる部分
歴史を感じます
【アフター】
間取りはそのまま
建物奥はカフェの厨房になりました
カフェカウンターはこの建物から出た
古材をリユースしてデザイン、造作しました
フォーカルポイントに
レトロなタイルを貼ってみました
古材の建具もリユースしてテーブルにリメイク
立派な店舗のメインテーブルになりました
トイレにグリーンの輸入クロス
ピクトグラムのトイレプレート
店名入りのポストも造りました
東京のすぐ隣草加市に
まるでおばあちゃんちみたいな
懐かしい古民家カフェができました
梅田商店
埼玉県草加市柿木町600
月曜定休
古民家再生は
工事費は新築と同じくらい
いやそれ以上にかかるし
手間も工期もかかり職人の技術も必要
壊して造ったほうがよほど効率はいい
でもSDGsのこの時代
あるものを生かすというのは大変だけど
重要だなぁと思った案件でした
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